いつまで会社員をやるのかわからないけど、瞳の奥が煌めいて仕方がない。ずっと光を放っている。なぜそうなっているのかというと、そう願ってきたからだ。この世に生まれたのは全てそうなるためだ。この世に存在する全てを目にして、全部俺を通して書き連ねるしかないし、そうせざるを得ない。
世界は綺麗だ。なぜなら、そういうもんだと思って生きてきたからだ。ずっと瞳の奥が光って仕方がない。どんなクソな瞬間でも、キラリと光っている。俺は俺であることに一番の喜びを覚えている。何を、芯にして生きていくのかということ。大抵の物事は教育の賜物であり、学生の終焉とは擬似的な学校的同質集団に飼い慣らされることではなく、自分の魂でその皮を一枚一枚、剥いていくことの始まりを意味している。
瞳の奥が光って仕方がない。ずっと煌めいている。毎日が眩しい。これはどうしようもないことだ。
昼休み、オフィスから出る度に思う。金儲けの一員として生まれてきた訳ではない。もっと深く、この世を見つめて記す為だ。問題は、現実のタイミングだ。実際成り立っている機構に対して、もっとわかりやすく言えばプレーされているゲームに対してどのようなポジションを取っていくのか。
大地の裏ではホッキョクグマが海に飛び込んでいる。俺の瞳は煌めいている。光りっぱなしだ。