今日はとてもいい日だ。だが、これがいかにいい日であったかを書くのにはとても時間がかかる。
あの方々に対する想いを、すべてを、言葉にはまだできない。言葉にするのは不毛だとさえ思える。恩も返せなかったし、そこまできちんとした人間にはなれていない。いつか、胸を張って、楽しく、清々しく、朗々と、無垢に、ゲラゲラ笑って話せる日がくる。そのときまで、ひたすら頑張るしかない。それが俺にとっての大学生活の総括となりうるだろうし、生きていく上での再起点になる気がする。あの日々を愛おしく思う。
2021.7.1