2月

何もどうにもままならない日々が続く。脳みそを寒天で包み込まれたみたいな、そういう感じ。

 何かやってやろうと思い、午後おそくに起床し、なんとなくその場凌ぎで場を回し、なんとなく遅くまで起きて気がつけば寝て、そして何も成し遂げない。こういうことを書いている間にも寝ればいいだろう、と言われればそれまでなのだが、なんだかそうもいかない。

 俺は大抵のことは適当に受け流しているし、割とおおよそのことに関してまあどうでもいいなと思ってしまうのだが自分をダシにされることだけは許せないのだなと今日思った。自尊心だけがやたらとデカくて他者に対するわきまえのない人間は救えない。

 こう書いていて思うが、やはり俺がどんなに腹を立てようと他人は他人であり、彼ら彼女たちも割とクソどうでもいい日常をノリで過ごし、何割かは偉業を成し遂げたり成し遂げなかったりする。ごく僅かの者の功績は後世にも語り継がれるのであろうが、語り継がれるのも割とノリで決まるのであろうし語り継がれるからといって偉いわけでもなさそうだ。

 そう、つまり他人に怒っても仕方がない。できることは自分を含めた世の飼い慣らし方を洗練させることのみである。そう、思う。

 今日も世の中と人間はめんどう事に溢れていて、どうでもいいことを適当に言い合っている。トンガの噴火はなんかヤベーと思ったが。めんぼうで耳をいじくるのはめっちゃ気持ちがいい。

 

日々、耐え忍ぶしかない。それしかない。(1/18)